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先日、体験レッスンを受講して下さった生徒様が、レッスン冒頭にこんなことを仰っておりました。
ずっとBIJUKU(美塾)が気になっていたのですが、旦那に話したところ「今さらメイクとか習ってどうするのよ?」と言われ、ずっと受講を躊躇ってました。
でも、何のためでもなく「自分がやりたいからメイクするんだよっ!!」と思い、勇気をだして受講しました。
また、以前初級を受講してくれた生徒様からは
同居しているお姑さんに「もう結婚してるのに、誰のためにそんなに一生懸命化粧するの?」と言われショックでした。
というお話を伺ったことも。
上記の生徒様お二人がご家族に言われた言葉の裏には
化粧は女性が男性を引き付けるためにするもの
=(イコール)
結婚したら異性を引き付ける必要はないんだから化粧も必要ない
という意味合いが込められているんでしょう。
控えめに言って超絶古い考え方ですが、確かに自分を魅力的に見せるためにメイクをすることは事実ですよね。
そして今は、性別に関係なく自己表現の一つとしてメイクをすることが浸透してきた気がします。
また、自己表現だけでなくメイクをすることはメンタル面にも少なからず影響があると思います。
私は14歳から39歳までの25年間ひどい摂食障害を患っていて、30代の数年間は完全に引きこもりだった時期もありました。
ただ、そんな時期も私は毎日メイクをしていました。
一人暮らしで誰とも会わず、一歩も外に出なくても。
多分その時はメイクをするということが唯一、廃人寸前だったメンタルをギリギリのところで保っていてくれた気がしています。
・・・そんなことをぐるぐる考えていたら、数年前に観てお気に入りリストに保存していたYoutube動画を思い出しました。
これは当時84歳の旦那さんが83歳の奥さんにメイクをしてあげるために、デパートのBAさんにメイクを習っている動画です。
実は奥さんは視力を失いつつあり、完全に見えなくなってしまった後奥さんにメイクをしてあげるために、旦那さんがメイクを学んでいるとのこと。
視力を失っても奥さんが最高の気分でいられるように、8ヵ月かけてフルメイクを学んだそうです。
この動画を観ていたら、
もう結婚してて新しい出会いとかあるわけじゃないしー
とか
もう歳だから何やっても無駄だし…
という理由で、メイクをしたいけどその気持ちに蓋をしていることが「なんだったんだろう?」と思えてきますよね。
もちろん、「メイクなんて私には必要ないわー」という方もおりますし、女性の必須項目ではないです。
この動画の奥さんがそうであるように、メイクはただ、自分が良い気分でいられるための一つのツール。
メイクをすることでウキウキしたり、自分がちょっと好きになったり、気合いが入ったり♪
そんな方法を一人でも多くの方にお伝えしていきたいなぁ、と改めて感じました。